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飲み比べセットと聞くと、小さな瓶が何本か並んだ姿を思い浮かべます。けれどこの分野で売れ続けているのは、そうではありません。750ミリリットルの瓶が5本か6本、箱に入って届くものばかりです。
つまり、相手の家に届くのは重い箱です。6本なら7キロ近くになります。開けたその日に飲み切ることはなく、置き場所を作ってもらう必要が出てきます。渡す側が考えるのは味の組み合わせより先に、そこです。
もうひとつ、並んでいるのは赤だけ6本、白だけ6本、泡だけ5本という揃え方です。赤白を混ぜたセットではありません。相手が何を飲む人か分かっていないと選べない代わりに、分かっていれば外しません。金額は5,720円から9,900円の間に収まります。
5組ほどの並びは、色と本数と価格でほぼ片が付きます。中身の細かい違いを読み込む前に、次の四つに答えを出しておけば候補は一つか二つに絞れます。
並んでいるのは色をそろえたまとまりです。赤6本、白6本、泡5本。混ぜたものはありません。相手が赤しか飲まないなら白6本は困りますし、その逆も同じです。分からないなら、この分野から選ぶこと自体を考え直すのが早いところです。
6本入りの箱は、一升瓶が4本近く入ったのと同じ重さになります。飲み切るまで数週間は家に置かれるので、その場所が要ります。泡と白は冷やして飲むものなので、冷蔵庫の一段を空けてもらうことにもなります。一人暮らしの相手なら、そこまで見ておきます。
一人で飲む相手に6本は、月をまたぐ量です。開けた瓶は数日で味が変わるので、少しずつ楽しむ形になります。家族や同居の相手がいるなら、週末ごとに1本ずつという飲み方ができます。人数によって、同じ6本の意味が変わります。
箱が重いので、手渡しなら持ち運ぶ側の負担があります。送料が無料の商品が多いこの分野では、相手の住まいへ直接送るほうが素直です。送るなら、いつ着くかを先に伝えておくと、受け取る側が置き場所を用意できます。
ワインを1本ずつ選ぶには、産地も品種も年も読む必要があります。この分野の商品は、そこを店の側が済ませたものです。中身は6本まとめて決まっていて、買う側は組を選ぶだけになります。
商品名に厳選、当店、スタッフといった言葉が並ぶのは、そこが売りだからです。何百とある中から6本を選んだ人がいて、その選び方に名前が付いています。辛口だけ、産地を一つに絞る、値段を抑えて数を出す。同じ6本でも、選んだ人の狙いが違えば別の組になります。
金賞受賞と書かれた商品があります。ワインの品評会は世界に数多くあり、どの会の何年の賞かは商品ページに書かれています。賞そのものより、賞を取った品だけを集めるという選び方をした組なのだと読むほうが実際に近いところです。味の保証というより、選別の基準の一つです。
渡す側がワインを飲まない場合、1本を指定するのは難しいものです。この分野の商品なら、選定の責任が店に移っているので、詳しくないまま渡せます。相手に聞かれても、辛口の白を集めた組だと伝えれば足ります。
そうなると、見るのは中身の細目ではなく組の性格です。数を出して単価を下げた組か、産地を絞って揃えた組か、製法をそろえた組か。商品名の頭のほうにその狙いが書かれています。相手の飲み方に近いものを選べば、6本のうち何本かは必ず当たります。
売り手が同じ商品が並びの多くを占めるのも、この分野の特徴です。選び方が気に入れば、次も同じところから選べます。
5組の並びは、色と狙いで五つに分かれます。どれも750ミリリットルの瓶が5本か6本という点は共通で、違うのは何をそろえたかです。
フランスの一つの産地に絞り、受賞歴のある品だけを集めた形です。しっかりした味わいで揃っているので、肉料理を作る相手や、赤しか飲まない相手に向きます。この分野でいちばん評価の数が多く、続けて売れている型でもあります。渡す相手の好みが赤だと分かっているなら、ここから選べば外しません。
1本あたりの金額を商品名に出している形です。辛口の白ばかりが入り、数を出すことで値段を下げています。日常的にワインを開ける相手なら、飲み切るのに苦労しません。改まった贈りものというより、気兼ねなく飲んでもらう前提の型で、渡す側も構えずに済みます。
同じ白でも、こちらは産地を一つに絞って選んでいます。味の傾向がそろうので、違いを比べるというより、その土地の白を続けて楽しむ形になります。ワインを飲み慣れた相手に渡すなら、こちらのほうが話が通じます。単価を抑えた組より一段上の値段が付きます。
専門店のソムリエが選んだ形です。5本すべてが泡で、甘くない側でそろっています。泡は開けたら飲み切るものなので、人が集まる家に向きます。冷蔵庫に5本入るかは先に見ておくところです。
瓶の中で二度目の発酵をさせる製法だけを集めた形です。フランスの各地で作られるこの製法の泡が5本入ります。同じ作り方で産地が違うので、比べる楽しみがいちばんはっきり出る型です。この分野では上のほうの値段になります。
同じ6本でも、受け取る側の暮らしによって喜ばれ方が変わります。飲む人の数と、家の広さから考えると外しません。
いちばん素直に収まります。週末に1本ずつ開ければ6週で空きますし、置き場所も作りやすい家が多いはずです。赤か白かをそろえた組でも、飲む人が複数いれば好みの幅を吸収できます。渡す側が悩む点はほとんど残りません。
6本は重い量です。開けた瓶は数日で味が変わるので、一人だと1本を何度かに分けて飲む形になります。それを楽しめる相手かどうかで決めます。泡は開けたら戻せないため、一人暮らしの相手には赤か白のほうが渡しやすいところです。
泡の組が生きます。人数がいれば一晩で何本か開き、比べる話もできます。集まりの日に合わせて送るなら、前日までに着くようにして、冷やす時間を取ってもらいます。当日の朝に着くと、冷えないまま食卓に出す形になります。
本数のあるものは受け取る側の持ち帰りが大変です。職場で渡すなら、住まいへ直接送る形にして、渡すのは案内だけにするほうが親切です。改まった相手には、単価を抑えた組より、産地や製法をそろえた組のほうが説明しやすくなります。
この分野は向きません。色をそろえた組ばかりなので、赤白どちらも飲まない相手に当たると6本とも残ります。分からないなら、1本ずつ選べる分野から渡すほうが当たります。
この分野の値幅は狭く、5,720円から9,900円の間にほぼ収まります。1本あたりにすると1,000円から2,000円ほどです。上を狙っても倍にはならないので、金額より色と本数で決めるほうが実際に合っています。
6,000円ほどで白6本の組が選べます。1本あたりが1,000円を切るので、受け取る側も構えずに開けられます。お礼や、日ごろ世話になっている相手への品として過不足がありません。安いから中身が薄いということではなく、数を出して単価を下げた作りです。
7,000円台から8,000円台が中心です。赤の受賞歴のある組や、産地を絞った白の組がここに入ります。箱に入って届くので、そのまま渡す形にできます。改まった相手にも、この価格なら重すぎず軽すぎずに収まります。
泡の組は7,700円ほどから9,900円ほどです。人が集まる日に届くよう手配すれば、その場で開けてもらえます。専門店が選んだ組と、製法をそろえた組で性格が違うので、集まりの雰囲気に近いほうを選びます。
この分野で上限まで出しても9,900円で止まります。それ以上を渡したいなら、1本の値段が高いワインを選ぶ分野へ移ります。まとまった本数を渡すという形自体に意味があるなら、ここで足ります。
箱に入って届く商品が多いので、のしを掛ける形にできる場合があります。ただし外の段ボールに直接掛けるのか、中の化粧箱に掛けるのかは店ごとに違います。表書きや名入れの指定と合わせて、注文の前に各ページの案内を見ておきます。
酒類なので、二十歳未満の相手には渡せません。家の中で誰が受け取るかも見ておきます。受験や進学の祝いで若い相手に渡す場面では、この分野から選ばないでおきます。
瓶を仕切りで分けた箱に入り、その外に段ボールが掛かる形が一般的です。それでも運ぶ途中で割れることはあります。届いた箱に濡れた跡があれば、開ける前に販売店へ連絡してもらう形になるので、送り状の控えは手元に残しておきます。
送料が無料の商品が多く、住まいへ直接送る形が取れます。重い箱なので、そのほうが受け取る側の負担も少なくなります。ただし酒類は受け取りに年齢の確認が要る場合があるため、不在が続くと持ち戻りになります。着く日を先に伝えておきます。
6本を週に1本ずつ開けて6週ほどです。開けた瓶は冷蔵庫に入れて数日のうちに飲む形になります。相手の飲む速さが読めないなら、常温で置ける赤のほうが預かってもらいやすくなります。
日付を指定できる商品が多いものの、繁忙の時期は前後することがあります。泡を出すなら冷やす時間も要るので、前日までに着くよう手配しておきます。当日着の指定は避けるほうが無難です。
この分野の商品は5本か6本で、そこに選択肢はありません。本数を減らしたいなら、飲み比べという形ではなく1本ずつ選ぶ分野へ移ります。渡す相手の家に置ける量かどうかで決めます。
商品ページの説明を写して添える必要はありません。辛口の白を6本、産地はイタリア、という程度を口で伝えれば足ります。詳しい説明は箱の中の案内に入っていることが多く、相手が読みます。
相手の飲む色が分かっているなら、この分野は使えます。赤か白か泡かを決めて、置ける量かを確かめて、あとは値段の近いものから選ぶだけです。中身の細目まで読む必要はありません。選定は店が済ませています。
色が分からないなら、無理にここから選ばないほうが結果はよくなります。6本とも合わない可能性が残るからです。分からないまま渡すより、次に会ったときに何を飲むか聞いておいて、その後で渡すほうが喜ばれます。
渡したあとのことも一つ。届いた日に全部を飲むものではないので、感想がすぐ返ってくるとは限りません。何週間か経ってから話題に出るくらいが普通です。返事が薄くても、飲まれていないわけではありません。
1本ずつ選んで渡したいなら赤ワインや白ワインに単品が並びます。泡だけを探すならスパークリングワイン・シャンパンのほうが選択肢が広くなります。
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