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暑中見舞いに食べものを添えるなら、暑さで弱った体をいたわる涼やかな品が喜ばれます。のど越しのよい冷やし麺、よく冷えた旬のフルーツ、夏のスタミナになるうなぎ――暑い盛りに届くからこそ、季節を感じる食べものはひときわありがたいものです。
選ぶときに迷うのは、相手の好みや家族構成が読みにくいときです。さっぱりした麺がよいのか、果物が好きか、しっかり食べるものを好むか。さらに、生ものや冷たい品は届く日に気を配る必要もあります。暑中見舞いは相手の体調を気づかうおたよりなので、食べやすさや受け取りやすさまで考えて選ぶと、気持ちがいっそう伝わります。
このページでは、夏のグルメを選ぶときの見るべき点を整理したうえで、冷やし麺・旬のフルーツ・海鮮・うなぎといった系統ごとに、暑中見舞いの鉄板を紹介します。気になる品はテッパンギフト一覧やカテゴリ一覧からそのまま見にいけます。
暑中見舞いの食べものは、「暑い時期に届く」ことを踏まえて選ぶと外しません。次の三点を確かめると、相手の体をいたわる一品になります。
夏は食欲が落ちやすい時期です。のど越しのよい麺や、冷やして食べる果物、さっぱりした味わいの品は、暑さで弱った体にもするりと入ります。こってりした重い品より、口あたりの軽いものを選ぶと、相手の負担になりません。
生ものや冷蔵・冷凍の品は、相手が在宅で受け取れる日に合わせて手配します。一方、そうめんや乾麺、日もちのする品は、受け取る側が急かされずにすみ、いちばん間口が広い選び方です。賞味期限が短いものは、届く日をひとこと添えておくと親切です。
家族のいる相手には、みんなで分けられる詰合せや、切り分けて楽しめる果物が向きます。ひとり暮らしや少人数の相手には、量より質で、ひとつの品をていねいに選ぶほうが喜ばれます。暑さで食が細りがちな年配の相手には、消化のよい麺や、冷たくのど越しのよいものが向いています。相手の顔ぶれを思い浮かべて選ぶのが、いちばんの近道です。
ここからは、暑中見舞いで選ばれている食べものを系統ごとに紹介します。ジャンル名から、カテゴリ一覧にそのまま進めます。
夏のおたよりにいちばんなじむのが、冷やして食べる麺です。暑中見舞いの定番といえば、つるりとしたそうめん。香り高いそばも、食欲の落ちる時期にさっぱりといただけます。いろいろな味を楽しみたい相手や家族には、うどんなども入った麺類詰合せが使い勝手よくまとまります。日もちもするので、受け取る側に気をつかわせない一群です。
よく冷えた果物は、暑い盛りの贈りものとして格別です。彩り豊かなフルーツ詰合せを軸に、みずみずしい桃、芳醇なメロン、濃い甘さのマンゴーは、夏の食卓を華やかにします。家族で切り分けて楽しめるのも、果物のうれしいところです。
しっかりした品を贈りたいときは、海の幸も向きます。詰合せで選べる魚介・海鮮セット、ぜいたくなアワビやウニ、ご飯のお供にうれしい干物・燻製・スモーク食品や西京漬・漬魚は、改まった相手にも喜ばれる顔ぶれです。冷蔵・冷凍で届くものは、受け取れる日に合わせて手配します。
暑さで弱った体に力をつけてほしいときの一番手が、うなぎ蒲焼きです。夏の土用の丑にも結びつく食べもので、夏バテ気味の相手への気づかいが伝わります。温めるだけで食べられる品なら、暑い台所に長く立たずにすむのも喜ばれます。
幅広い世代に好まれる手堅い選択肢が、肉の加工品です。家族で分けやすいハム・ソーセージ詰合せや、冷やした飲みものにも合う生ハム・プロシュートは、そのまま食卓に出せる気軽さで重宝します。
同じ食べものでも、贈る相手によって喜ばれる選び方は変わります。顔ぶれを思い浮かべながら選ぶと、ぐっと外しにくくなります。
きちんと感を出したいときは、ぜいたくなアワビやうなぎ蒲焼き、上等なメロンが向きます。夏らしい特別感のある品は、相手の体調を気づかう暑中見舞いにふさわしい落ち着きがあります。
家族でくつろいで味わってほしい相手には、切り分けて楽しめるフルーツ詰合せや、みんなで囲める麺類詰合せが喜ばれます。夏バテが心配な相手には、力のつくうなぎ蒲焼きを選んでも気がきいています。
気がねのない相手や少人数の相手には、さっぱりといただけるそうめんやそばが向きます。手軽に食べられて日もちもするので、相手の暮らしに無理なくなじみます。
暑さで食が進みにくい相手には、のど越しのよい麺や、冷たくみずみずしい桃が喜ばれます。塩気でご飯が進む西京漬・漬魚や干物・燻製・スモーク食品も、少しずつ食べられて重宝します。生ものを贈るときは、相手が受け取りやすい日を見越して手配します。
Q. 暑中見舞いの食べもので、いちばん無難なのは何ですか。
A. 迷ったときは、のど越しのよいそうめんや麺類の詰合せが間口の広い選び方です。暑さで食欲が落ちる時期でもさっぱりと食べられ、日もちがして受け取る側に気をつかわせません。家族構成が読みにくい相手にも合わせやすい一品です。
Q. 生ものや冷たい品を贈るとき、気をつけることはありますか。
A. 海鮮や果物、うなぎなど冷蔵・冷凍で届く品は、相手が在宅で受け取れる日に合わせて手配します。暑い時期は傷みやすいので、クール便に対応しているかを確かめ、届く日を相手にひとこと伝えておくと安心です。希望日より遅れることもあるため、余裕をもって注文します。
Q. 夏バテ気味の相手に、何を贈ると喜ばれますか。
A. 力のつくうなぎ蒲焼きや、のど越しよく食べられる冷やし麺、みずみずしい桃やメロンなどが向きます。こってりした重い品より、口あたりが軽く、暑くても食べやすいものを選ぶと、相手の体をいたわる気づかいが伝わります。
Q. 日もちのする食べものはどれですか。
A. そうめんやそば、麺類の詰合せ、干物などは比較的日もちがします。すぐに食べきれるか分からない相手や、留守がちな相手には、こうした常温・長めの保存ができる品を選ぶと安心です。生菓子や生ものは日もちが短いので、届く日に配慮します。
Q. のしや表書きはどう整えればよいですか。
A. 暑中見舞いの表書きは、立秋の前日までなら「暑中御見舞」、立秋を過ぎたら「残暑御見舞」、目上の方へは「御伺い」とします。水引は紅白の蝶結びです。生ものには熨斗を付けない考え方もあります。詳しくは、暑中見舞いののしや表書きをまとめたページもあわせてご覧ください。
暑中見舞いのグルメは、暑くても食べやすいか・受け取りやすさと日もち・相手の人数の三点を押さえると選びやすくなります。のど越しのよいそうめんや麺は間口が広く、冷やして甘い桃やメロンは夏ならではのごちそう。夏バテ気味の相手にはうなぎ、しっかり贈りたい相手には海鮮と、相手に合わせて選べば失敗がありません。
夏に届くからこそ、食べやすさと届く日への気づかいを忘れないことが、相手の体をいたわる暑中見舞いのこつです。生ものや冷たい品は受け取れる日に合わせ、留守がちな相手には日もちのする品を――そんなひと手間が、おたよりの気持ちをいっそう引き立てます。
選び方の見当がついたら、あとは気になる品を見くらべるだけです。それぞれのジャンルのカテゴリ一覧や、暑中見舞いのテッパンギフト一覧から、相手の顔を思い浮かべて選んでみてください。