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お中元の主役は、なんといってもグルメ・食品です。夏の食卓をにぎやかにしてくれる肉や魚介、つるりと喉を通る麺、みずみずしいフルーツ――どれも「もらって困らない」のが食品ギフトの強みで、相手を選ばず喜ばれます。
とはいえジャンルが幅広いぶん、何を基準に選べばよいか迷いがちです。暑い盛りに届くものだから、日持ちや受け取りやすさも見落とせません。
ここでは、お中元の食品を選ぶときに押さえたい見方を整理したうえで、ハム・牛肉から海鮮、うなぎ、そうめん、フルーツまで、夏のごあいさつに向くジャンルを順に紹介します。気になったジャンルは、カテゴリ一覧からそのまま品定めに進めます。
食品ギフトは種類が多いぶん、いくつかの物差しを持っておくと選びやすくなります。お中元ならではの、夏に届くことを踏まえた見方を三つ挙げます。
お中元は夏の盛りに届きます。相手がすぐ食べきれるとは限らないので、常温で日持ちのする品か、冷蔵・冷凍でしっかり届く品かを確かめておくと安心です。生もの中心の品を贈るときは、相手が受け取れる日に届くよう手配しておくと、せっかくの食材を無駄にせずにすみます。
贈り先が家庭なら、家族で分けて楽しめるかも大切な視点です。個包装になっているハムやお菓子、小分けの麺などは、人数の多い家でも配りやすく、好きなときに少しずつ味わえます。ひとつの大きな塊より、分けられる形のほうが扱いやすい場面は多いものです。
同じ食品でも、向く相手は変わります。お酒を楽しむ相手なら肴になる魚介やハム、子どものいる家庭ならフルーツやゼリー、夫婦ふたりの家なら少量でも質のよいものが喜ばれます。相手の暮らしを思い浮かべて、食卓に並ぶ場面を想像してから選ぶと、外しにくくなります。
ここからは、お中元で長く選ばれてきた食品を系統ごとに紹介します。カテゴリ一覧にはここで挙げきれないジャンルも並ぶので、気になった系統から品をくらべてみてください。
朝食にもおつまみにも幅広く使えるハム・ソーセージ詰合せは、個包装で分けやすく、家族の多い家に向きます。特別お世話になった相手には、ふだん買わない牛肉・和牛を。そのまま切るだけで一皿になる生ハム・プロシュートや、温めるだけのハンバーグも、暑い時期の食事づくりを助けてくれます。
冷やしてそのまま出せる魚介・海鮮セットは彩りがよく、お酒を楽しむ相手にも喜ばれます。夏のスタミナ食として根強いうなぎ蒲焼きは、土用と重なるお中元の鉄板。さらに贅沢を狙うなら、香り高いカツオや濃厚なウニ、アワビも選べます。
ひと箸で食卓が締まるのが珍味系です。ご飯のお供になる明太子、上品な西京漬・漬魚、香ばしい干物・燻製・スモーク食品、常温で日持ちする海苔詰合せや佃煮は、年配の方のいる家にも喜ばれます。
暑くて食が細るころに重宝するのが麺類です。のどごしのよいそうめんはお中元の夏らしさを素直に伝え、香り高いそばや詰め合わせの麺類詰合せも人気です。料理好きの相手には、味の土台になるだしが長く重宝されます。
夏のお中元といえば果物です。とろけるメロンはこの時期の代表格で、果汁あふれる桃、宝石のようなさくらんぼ、南国のマンゴーも季節感たっぷり。いろいろ楽しんでほしいときはフルーツ詰合せが便利です。
派手さはなくても確実に喜ばれるのが、日々の料理に使える品です。用途の広い調味料ギフトセットや香り高いオリーブオイル、ワインに合うチーズ詰合せは好き嫌いが出にくいジャンル。特別な相手にはキャビアやフォアグラ、常温で日持ちする高級缶詰セットも、印象に残る一品になります。
選び方とジャンルが分かっても、いざ相手を前にすると迷うものです。代表的な贈り先ごとに、まず候補にしたいジャンルをまとめました。
きちんと感を出したい相手には、食卓の主役になる肉や、夏らしい贅沢が伝わるうなぎが向きます。丁寧さを大切にしたいので、個包装で分けやすく、見栄えのする詰合せを選ぶと間違いがありません。
人数の多い家には、みんなで分けて楽しめるジャンルが喜ばれます。子どもから年配の方まで食べやすいフルーツや、その日の気分で選べる麺の詰合せは、世代を問わず食卓になじみます。
晩酌を楽しむ相手には、肴になる魚介やハムが好相性です。冷やしてそのまま出せる海鮮は、暑い夜の一杯に涼を添えてくれます。
迷ったときは、まず相手の食卓に並ぶ場面を思い描き、近いジャンルをカテゴリ一覧から開いてみてください。具体的な品をくらべるうちに、贈りたい一品が見えてきます。
同じジャンルでも、ひと品だけで贈るか、いくつか詰め合わせるかで印象は変わります。どちらが向くかは相手の暮らしと、伝えたい気持ちの濃さで決めると選びやすくなります。
家族の多い家や、好みがはっきり分からない相手には、詰合せが無難です。種類があれば誰かしらの好みに当たりますし、食卓で「今日はどれにしようか」と選ぶ楽しみも生まれます。ハムと焼き豚、数種の麺、いろいろな産地の果物といった組み合わせは、配り分けもしやすく、世帯まるごとに喜ばれます。お中元のように家へ届ける贈り物とは、もともと相性のよい形です。
逆に、相手の好物がはっきり分かっているなら、その品ひとつに絞ったほうが気持ちが伝わります。「あなたのために選びました」という芯が、あれこれ詰めるより強く届くからです。うなぎひと尾、和牛のひと箱、旬の果物ひと種類――数は少なくても質のよい単品は、特別感を出したい相手や、ふたり暮らしの家庭によく合います。
どちらを選ぶにしても、相手が無理なく食べ切れる量かどうかは忘れずに確かめてください。夏は食が細りがちで、冷蔵庫の余裕も限られます。大きすぎる詰合せより、ちょうど使い切れる量のほうが、最後までおいしく楽しんでもらえます。
お中元の食品は、同じジャンルでも「夏に届く」ことを意識すると一段と喜ばれます。暑い盛りの台所や食卓を思い浮かべて選ぶと、相手の負担を減らしつつ季節感のあるひと品になります。
気温が高い時期は、手をかけずに食卓へ出せる品がありがたがられます。冷蔵庫で冷やすだけで一品になる海鮮や、よく冷えた果物は、暑さで疲れた相手にすっと届きます。器に移すだけで涼を演出できるものは、来客の多い夏の家庭でも重宝します。
真夏は、コンロの前に立つだけでも一苦労です。そのまま切って盛れるハム、温めずに楽しめる総菜や缶詰など、調理の手間がいらない品は、暑い日の食事づくりを助けてくれます。「作らなくていい」ことそのものが、夏の贈り物では立派なごちそうになります。
暑さで食欲が落ちるころには、つるりと食べられる麺や、後味の軽いものが向きます。冷たいだしで楽しむそうめんは、その代表格です。一方で、夏バテ気味の相手にはうなぎや肉でスタミナを補う方向もあります。相手が「さっぱり派」か「しっかり派」かを思い出して選ぶと、ぐっと喜ばれやすくなります。
迷ったらハムや麺類など、日持ちがして分けやすい品が手堅い選択です。相手の好みが分からないときほど、誰でも使える定番に寄せると外しにくくなります。お酒を好む相手なら魚介、家族の多い家ならフルーツ、と相手に合わせて広げていくとよいでしょう。
受け取れる日が決まっていれば問題ありません。海鮮やうなぎなど冷蔵・冷凍で届く品は、相手の在宅に合わせてお届け日を指定し、当日ぴったりを狙わず数日の余裕をもって手配しておくと安心です。長期で留守にしがちな相手には、常温で日持ちのする品のほうが向きます。
事前に分かる範囲で相手の好みや家族構成を思い出し、避けたい食材があれば別のジャンルに切り替えましょう。判断がつかないときは、好き嫌いの出にくい果物や、種類を選べる詰合せにしておくと無難です。
のしへの対応は販売店ごとに異なります。注文の前に、それぞれの商品ページで表書きや名入れができるかを確かめておくと確実です。お中元の表書きは「御中元」が基本です。
相手との間柄でおおよそ決まります。親戚や友人には3,000円前後でそうめんや果物、上司や取引先には5,000円前後でハムやうなぎ、と帯ごとに向くジャンルが変わります。金額の目安をきちんと押さえたいときは、相手別にまとめたお中元の相場を参考にしてください。
相手次第です。家族の多い家や好みが読めない相手には、いろいろ楽しめる詰合せが無難。好物がはっきり分かっているなら、その品ひとつに絞ったほうが気持ちが伝わります。いずれにしても、相手が夏のあいだに無理なく食べ切れる量かどうかを目安にすると外しません。
お中元の食品は、夏に届くことを踏まえて日持ち・分けやすさ・相手の顔ぶれの三つを見れば、大きく外すことはありません。手堅く決めたいならハムや麺類、特別感を出したいなら牛肉や海鮮、家族で楽しんでもらうならフルーツ――相手の暮らしに合わせてジャンルを絞っていくのが近道です。
味わってほしい場面が思い浮かんだら、あとは品をくらべるだけです。気になったジャンルはカテゴリ一覧から開けます。金額の見当をつけたいときは、相手別の目安をまとめたお中元の相場もあわせて参考にしてください。食品以外の選択肢もまとめて見渡したいときは、お中元のテッパンギフト一覧から探せます。